ちゃびーの小部屋

ちゃぶ台返し女子アクションと語る「女性らしく」から「自分らしく」へ

メモ書きWS〜参加後の変化⭐︎

皆さまこんにちは、ブログ運営スタッフの1人Puuutaです。9月24日の赤羽雄二さんの「メモ書き」ワークショップ(WS)に参加させていただきました。その後に私自身にどんな変化があったのか、僭越ながらご紹介します。

 

1. イライラしなくなった!

夫や両親、ひどいときには店員さんなど他人にイライラすることが多く、対人関係についてのメモ書きWSで理由を深掘りしました。私の考えを相手にも共感して欲しいという気持ちが強すぎることがわかったんです。 人は人、私は私。もう価値観の違いを人に押し付けたりしない!「違う」を楽しもうって思ったら、自分も人も許せるようになり、毎日かなり楽に過ごせるようになりました。

 

2. 後回しにしなくなった!

次に、何を後回しにしているかがわかったこと。言い換えれば、自分にとっての優先順位をより明確にできるようになったこと。赤羽さんにズバリ、「多くの人が、大事なことを後回しにしがち」と言われた時には、心が痛みました(苦笑)。家事など細々したことは然ることながら、以前から取り組みたいと思っていた、大切な友人とのコラボ企画の実現への一歩を踏み出すことができました・・・自分にとっても嬉しい変化です。 

 

今も、毎日ではないですが、「気が向いた時」にメモ書きを実践しています。ここだけの話ですが、赤羽さんの教えを鵜呑みにせず、私なりのやり方で。例えば、私にとってはA4用紙が携帯と収納に大きすぎるので、A4用紙を三つ折りにして常に携帯し、いつでもどこでも書けるように工夫しました。また、三つ折りにした紙に同じような案件・項目を日付別にまとめて書くようにしています。三つ折りにしたら、裏表で計6区画に書けるので、6日分のメモ書きが一枚の紙に集約されます。そうすると、以前に書いたことの振り返りも簡単にできます。

 

自分がいいと思った方法で、自分が心地よいやり方とペースで続けていければいいのかな・・・!! 

 

次回は12/4(日)14:00〜17:00、浜松町(汐留ビルディング、港区海岸1-2-20)で、赤羽さんを講師に迎えてのWS第2弾を開催します!前回のWS第1弾(9/28、10/8実施)は、実は、「もやもやを書き出してみることで、自分の気持ちに向き合う方法を知る」というのが狙いでした。

 

次回第2弾は、もう少し踏み込んで「自分の気持ちに向き合って、何を言いたいのか、どうしたいのかきちんと整理してみる」。「整理してみる」術を習得します。第1弾WSにご参加いただいた方も、第2弾WSが初参加となる方も、どちらもタメになるWSです。皆さまのご参加をお待ちしております!!

 

(第3弾WSは、年明け2/5(日)午後に開催予定です。「自分の気持ちをもとに、実際に発言し、行動に移し、結果を踏まえてさらに前に進めるようになる」ことを目指します。一連のWSへ、2回参加、3回参加の方には素敵な特典もご用意してお待ちしております⭐︎)

胡座事件。

私がまだ高校生だった頃、未だに覚えているほど腑に落ちない出来事がありました。

 

全校集会で先生の話を聞いていた時に体育の先生が言いました。「女子生徒で胡座をかいている人、今すぐやめなさい。」

 

胡座がいけない理由は何か?先生方のお話を聞いているという状況で、胡座をかくという態度が失礼だから止めろというのならわかります。しかしそれならば、胡座をやめなければいけないのは女子生徒に限らないのでは?

 

確かに、女子生徒は制服がスカートなので胡座をかくのは不適切だったかもしれません。しかし長時間、代わる代わる先生の話を聞くために固い体育館の床に座り続けていて、男子生徒は気にせず胡座をかけるのに女子生徒だけはダメというのはどうしても納得できず、子供ながらにうらめしく思ったのを覚えています。あの時先生が言うべきだったのは、この場で胡座は失礼なので、男女問わずやめなさいというほうが適切だったのでは…?

 

しかしながら、そもそも私はスカートを強制されること自体が嫌でした。当たり前のように男子生徒はズボン、女子生徒はスカートでしたが、私は毎日山道を自転車で通学していたため、特に真冬などは足が完全に冷え切り私にとっては全く実用的でない服だったため、ズボンで通学できたらどんなにいいかと思っていました。

 

好きでスカートを選択しているならいざ知らず、強制されてスカートを履き、スカートを履いているからという理由で胡座はやめろと言われるくらいならズボンを履かせてくれと思いました。しかしおそらくスカートだからやめろというのは建前で、本当は女子生徒はするべき姿勢ではないからやめなさいというのが本音だったのではないかと思います。女子生徒が胡座をかくのは下品だから、ということなのでしょう。しかし、そもそも性別の違いによって下品かそうでないかが別れるというのは不思議でした。下品と思われる言動は、誰がやっても下品なのでは?女子がするべき態度と、男子がするべき態度というものが存在するのだなとその時ひしひしと感じていました。

 

先生がどういうつもりで女子生徒は胡座をやめなさい言ったのかは結局今でも謎のままです。

メモ書きで視界が晴れた瞬間

こころをすっきりさせる心の整理法”を学び、改めて

「このキャンペーンで何をしたいのか?」

というお題でメモ書きをしてみました。A4の紙を1枚用意して。1分後、「したいこと」が色々とバラバラに並びました。そこで、更にブレークダウンしてみます。


「誰のためにそれを目指すのか。」
「それは何故か?」


それぞれ1枚ずつ、1分ずつ書いてみます。すると、スッキリとはしないものの、何かヒントが見えてきたような・・そんな気がしました。

 

このまま行けば答えが見えそうだと、更に続けて書いてみました。


「どうやればいいのか?」

 

1分後、急に星が瞬き始めたような気がして文字でいっぱいになった紙を読み返していました。

 

誰かのためにやる、という社会的な意味合いを探しそうになっていたけれど、始めた頃の気持ちに戻ったら見えたことがありました。自分の最初の気持ちに素直に寄り添えばいい。共感する人がいるかもしれない。そうしたら、一緒に前向きに語ることで人も自分も救われるんだろうと気づいたのです。

 

気持ちを整理したら心が軽くなってきました。メモ書きで視界が晴れた瞬間!それは、メモ書き開始後たった5分で訪れたのでした。

 

これまでもモヤモヤしていた訳ではありません。最初の思いに忠実に行動しているつもりでした。一旦走り始めると勢いで進むので、停滞していた訳でもありませんでした。

"私は大丈夫"だと思っている時にこそ、メモ書きは心を整理し、気づきや新たな道に出会う可能性をもたらすような気がします。

 

いうならば、メモ書きは、癒しをもたらすセラピーであり、セルフコーチングだから。そして、ひとり作戦会議だから。憂いの中に鍵穴を見つけて未来を拓くための。

 

ゼロ秒思考  頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

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出産と根性論。

まだ妊娠も出産も経験したことのない立場ですが。。。

 

これから妊娠、出産を控える者として、常々疑問に思っていることがありました。

 

女性ならば何度か聞くことがあるであろう「お腹を痛めて産んで初めて母になれる」という言葉。

 

この言葉から日本人の大好きな「古き良き根性論」が見えてくるのは私だけでしょうか。

 

運動中に水を飲んではいけない(これはもうさすがにないと思いますが)など、非科学的にも関わらず苦しいこと、辛い事に耐えてこそ成長ができるというような考え方やまたそれを美化する、日本人である以上、触れる機会の多い根性論。

 

根性論全般が完全に悪いと言っているわけではなく、もちろんそこから成長できる場合もあるかもしれませんが、苦しい思いに耐え忍ぶことが偉いという傾向が日本の出産事情においてもみられると思うのです。進歩した医学によって苦しみを軽減することができるのに、なぜ日本だけは普通分娩にそんなにこだわるのか、痛みに耐えなければ本当に生んだことにはならないというような風潮があるのか不思議でなりません。

 

帝王切開や無痛分娩で出産をされた方は、日本では責められることがままあると聞きます。同じ出産であるにも関わらず、なぜ出産の方法が違うというだけで「あの苦しみを経験していないならだめだ」というような責められ方をしなくてはならないのでしょうか。それに、「お腹を痛めなければ親になることができない」というこの論に則れば、陣痛も、つわりさえも経験することのない男性は一生親にはなれないということになるのではないでしょうか??

 

古代は外科手術も麻酔なしで行われ、患者は激しい痛みにただひたすら耐えるのみでした。現代の医学では麻酔を使用することは当たり前です。妊娠は病気と違う、と言われるかもしれませんが、なぜ出産だけは医学の進歩の恩恵にあずかることがそんなにも悪いことのように言われるのでしょうか。

 

私が住んでいるスイスでは無痛分娩がスタンダードであるのは勿論のこと、帝王切開も通常の選択肢として広く普及していて、その選択をした人が責められることはありません。日本の産科には自身が実際に出産を経験することがない男性医師が多く女性医師が少ないという状況も、この古い考え方から変わっていかない理由の一つとしてあるようです。欧米が何でも良いと言っているのではなく、もしも日本独特の考え方のせいで普通分娩以外の方法で出産された女性が肩身の狭い思いや悲しい思いをしなければならないことがあるのならば、それはやはりあり方を改められるべきではないかと思います。

 

これから産む者として、どのような選択をしたとしても、それが責められるようなことがない環境が日本でも広まればいいと願っています。

女性をとりまく環境を整理してみる

何となく感じる”女性の生きにくさ”・・その背景を探るため、日本の女性をとりまく環境について考えてみました。

 世界的に女性の地位向上が叫ばれる中、女性の補佐的業務と家事従事が当然とされてきた日本でも、女性活用を前面に出さなければ先進国としての体面を保つことができない状勢になっているようです。IMF世界銀行、その他の国際機関のレポートでも、女性の活用は、持続的な経済成長に必須であると述べられ、先進各国では基本的な合意事項となっています。

 世界経済フォーラムの発表する「グローバル・ジェンダー・ギャップ指数 )」によると、日本の位置は145カ国中101位(2015年)と、先進国では最低の水準です。寿命や中高等教育への進学率といった項目ではトップクラスであるにもかかわらず、全体の順位が低いのは、政治、経済分野への女性進出の項目で、極端に順位を落としていることが理由。
 
 これに留まらず、世界の基準から見た、日本の女性に対する法律面の整備はとても遅れています。国連女性差別撤廃委員会は、2009年から日本政府に向けて見直しの勧告を行っています。米国務省が2015年6月に発表した世界各国の人権状況に関する年次報告書は、日本の職場のセクハラや妊娠・出産を機に嫌がらせや差別をする「マタハラ 」にも言及し、問題であるとしています。米国務省は2015年に人権擁護や女性の地位向上に貢献した女性を表彰する『世界の勇気ある女性賞』をマタハラ.netの小酒部さやか氏に贈りました。小酒部氏はこれを受け、「受賞はアメリカからのエール。日本の基準は世界の基準ではないことを真摯に受け止め、働き方を見直すきっかけとなってほしい」と話しています。

 国際社会からの指摘を受けて、2012年12月に民主党から政権を奪取した安倍内閣アベノミクスの前面に女性活用を掲げました。まずは5名の女性大臣を登用する組閣を行い、初動体制はしっかりできました。その後も安倍総理は、世界経済フォーラムOECD閣僚理事会、および国連総会で日本の女性活用について論じ、アベノミクスの成長戦略の柱である!と国外で発信を続けています。国内でも2014年10月には「すべての女性が輝く政策パッケージ」を掲げて企業の女性活用を後押しし、時代は女性が輝ける社会へシフトし始めたように見えました。しかし、それから4年、社会は変わってきたでしょうか。
 
 2016年2月に「保育園落ちた日本死ね!!!」ブログが衆院予算委員会で質問に取り上げられた際、安倍総理は「匿名である以上、実際本当に起こっているか確認しようがない。」と述べました。議員からも「中身のある議論をしろ」とヤジが飛ぶ状況は、女性が輝ける社会を推進する姿には見えませんでした。その後の署名およびデモ活動を目にする迄は、現場で起こっていることを確認する術を持たなかった。やはり私たちは声を上げて現実を伝えて行くしかないのでしょう。
 
 最後に、改めて最新のグルーバル・ジェンダー・ギャップ指数を見て現実を把握したいと思います。
 
 毎年、内閣府男女共同参画局が発表しています。
 2015年は145カ国中101位です。2014年は142カ国中104位だったので、3位上がったとコメントされています。それでも低いですね。

 

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追加開催:何でも抱えて頑張りすぎてしまう女性のための心をすっきりさせるワークショップ

「声をあげて世界を変えよう!」と叫ぶ女性を300人つくる!

という壮大な目標を持った私達、ちゃぶ台返し女子アクションは、

そのために女性達の声をあげる力を高めたいと思い、

心の声を整理して発信する方法を学ぶワークショップを企画しました。

 

ゼロ秒思考」シリーズの著者である赤羽雄二さんの推奨する

A4メモ書きによるこころの整理法を学ぶワークショップです。

 

1回目は、9月24日に開催し、80名の方にご参加いただきました。

予想外の参加者数に受付や託児等の事務的な作業で忙殺され

コンテンツを学べなかったスタッフがいました。

 

「スタッフの私たちも学びたい!」

「1回目に予定が合わなかった人も呼びたい!」

 

そんな声に答えてくださった赤羽雄二さんが

再度、学ぶ機会をくださることになったのが10月8日でした。

 

表参道のウィメンズプラザの視聴覚室が予約できたので

32名という定員をいっぱいにしようと声をかけまくりました。 

その結果、準備期間が短かったにも関わらず、

定員いっぱいがエントリーしてくださいました。

本当にありがとうございます。

 

人数が少なかったせいか、1回目よりも沢山の質問が出て、

懇親会の時間がどんどん少なくなっていきましたが

多くのことを参加者が共有できたと思います。

 

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 当日は、2時間のワークショップとその後の質疑で、十分にアンケートに回答して

いただく時間を作ることができなかったのですが、

コメントをいただいた方の声のいくつかをご紹介いたします。

 

- 自分の気持ちを描いて分析することで前向きになれそうだと感じました。

- 自分が行動する力があることを思い出すことができました。

- 自分の課題がはっきりしてきました。

- メモ書きで頭に浮かんだことを言語化すると、相手にどう伝えたらいいか

思いつきやすい。

赤羽さんのワークショップは、ペアを変えて何度も人と話す時間があるので

会場の温度が瞬時に上がります。

参加者同士の距離も近くなり、短い時間に多くの情報をやりとりするため、

周りの人のことが驚くほどよくわかってしまいます。

 

それをしている間に、前向きになったり、自分の力を感じられたりするのですね。

心をすっきりさせるために、本当に即効性があり、力が湧いてくる。

そんなスキルが2時間で身に付きました。

 

参加者の皆さんはきっと次の日から、メモ書きを実践しながら、何らかの効果を

実感すると思います。まるで人が変わったように!?行動力がつくかもしれません。

 

そんな声をこの場に挙げていただけたら嬉しいです。

是非、自分の心の声を取り出し、シェアしてください。

 

コメントは、

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どうぞよろしくお願いいたします。

参加者のみなさま、お疲れさまでした。