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ちゃびーの小部屋

ちゃぶ台返し女子アクションと語る「女性らしく」から「自分らしく」へ

胡座事件。

私がまだ高校生だった頃、未だに覚えているほど腑に落ちない出来事がありました。

 

全校集会で先生の話を聞いていた時に体育の先生が言いました。「女子生徒で胡座をかいている人、今すぐやめなさい。」

 

胡座がいけない理由は何か?先生方のお話を聞いているという状況で、胡座をかくという態度が失礼だから止めろというのならわかります。しかしそれならば、胡座をやめなければいけないのは女子生徒に限らないのでは?

 

確かに、女子生徒は制服がスカートなので胡座をかくのは不適切だったかもしれません。しかし長時間、代わる代わる先生の話を聞くために固い体育館の床に座り続けていて、男子生徒は気にせず胡座をかけるのに女子生徒だけはダメというのはどうしても納得できず、子供ながらにうらめしく思ったのを覚えています。あの時先生が言うべきだったのは、この場で胡座は失礼なので、男女問わずやめなさいというほうが適切だったのでは…?

 

しかしながら、そもそも私はスカートを強制されること自体が嫌でした。当たり前のように男子生徒はズボン、女子生徒はスカートでしたが、私は毎日山道を自転車で通学していたため、特に真冬などは足が完全に冷え切り私にとっては全く実用的でない服だったため、ズボンで通学できたらどんなにいいかと思っていました。

 

好きでスカートを選択しているならいざ知らず、強制されてスカートを履き、スカートを履いているからという理由で胡座はやめろと言われるくらいならズボンを履かせてくれと思いました。しかしおそらくスカートだからやめろというのは建前で、本当は女子生徒はするべき姿勢ではないからやめなさいというのが本音だったのではないかと思います。女子生徒が胡座をかくのは下品だから、ということなのでしょう。しかし、そもそも性別の違いによって下品かそうでないかが別れるというのは不思議でした。下品と思われる言動は、誰がやっても下品なのでは?女子がするべき態度と、男子がするべき態度というものが存在するのだなとその時ひしひしと感じていました。

 

先生がどういうつもりで女子生徒は胡座をやめなさい言ったのかは結局今でも謎のままです。