ちゃびーの小部屋

ちゃぶ台返し女子アクションと語る「女性らしく」から「自分らしく」へ

アンのアロマ情報 8)アロマ•ハーブと医療の関係

こんにちは、AEAJアロマセラピーアドバイザーのアンです。

今日は、かなりアロマに詳しくなった皆さんへ
医療との関係をお伝えしますね

精油」は、フランスやベルギーなどの海外では薬として扱われ、
医師の診断で精油を処方されています。そして、処方箋がなくても
お店でも購入する事ができるそうです。

日本の制度とは違う所ですね。

 現在の日本では、「精油」は『雑貨』扱いになっています。

このため、薬事法の中に入っている 医薬品、医薬部外品
化粧品、医療機器と同じと誤解されるような効能を表示したり、
口頭で宣伝・説明をして販売・授与することも禁止されています。

例えば、よくココでもご紹介しているラベンダー。
ラベンダーには気持ちを落ち着かせる作用がありますが、
これを「不眠症に効果がある」と宣伝・説明して販売・授与すると、
無承認許可医薬品の販売・授与にあたり、薬事法第55条違反として
取り締まりの対象になります。

その日本の制度下で扱われる「精油」をつかって、医療で正しく応用したり
医療分野でアロマセラピーを普及する為の団体もあります。

一般社団法人 日本アロマセラピー学会(JSA)。
1997年11月に設立した全国組織を持つ学会です。この学会の会員は、主に日本国の発行する免許を保持する医師、歯科医師ならびに、その他の医療従事者や公的、又はそれに準ずる研究機関の研究者としています。

ちょっと長くなりますが、大切な点なので丁寧にお伝えしますね

学会の理念

1.アロマセラピーを医療で正しく応用することで医療分野でのアロマセラピーの普及に寄与する。
2.アロマセラピーの科学的・医学的な研究により学術としてのアロマセラピーの確立を目指す。
3.アロマセラピー医療の社会的認知度を高める。
4.誤った療法による事故の防止に寄与する。
5.会員相互の情報交換、情報の共有によるアロマセラピーに関する知識・技術の向上を図る。
6.会員の地位向上を図る。

つまり、医療分野でアロマセラピーの正しい応用を科学的・医学的な研究などにより、
安全で正しい使い方を普及する団体です。

以下は、その学会の福岡での宣言文章になります。

「医学は、20世紀において、病んでいる人をではなく疾患を
客観的科学的に扱うことにより飛躍的医学は、20世紀において、病んでいる人を
ではなく疾患を客観的科学的に扱うことにより飛躍的な進歩を遂げた。しかし、
21世紀に入り、その歪みがさまざまな形で表出し始めている。
「疾患は改善しているにもかかわらず、満たされた心の状態ではない」人々が多く
存在することに、 我々医療従事者は、 心を痛めてきた。
現代医療が完治させることのできない疾患をもった人たちが、 十分なケアを受け
られないまま苦しむ姿にも接してきた。 また、 メタボリックシンドロームに代表さ
れる生活習慣病において、 種々のストレスのもとで、 自身必要性を痛感しながら
コントロール不良の人たちにも多く接してきた。
現代医療の隙間の中で苦しむこれらの人々に、 我々医療従事者は、 可能な範囲で
より高い満足を提供すべく努力を続ける必要があると考える。
そのひとつの術として、我々は、 10年にわたり、補完代替医療のひとつである
アロマセラピーの医療現場での応用に取り組み、それなりの成果をあげることが
できたと思う。 この取り組みをさらに継続し、 医療の隙間を埋める努力をつづけて
行きたいと思う。」

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 出典:アロマテラピーコンプリートブック
    アロマテラピー検定